簡単?な相続税のお話


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簡単?な相続税のお話

相続税とは?
亡くなられた方の遺産を相続したときに課税される税金が「相続税」です。
よく「相続税」と対比されるものに「贈与税」という税金があります。
簡単に説明しますと
相続税 ・・・・・・ 亡くなられた方の遺産をもらったときに課せられる税金
贈与税 ・・・・・・ 生きている方の資産をもらったときに課せられる税金
となります。

基本的には、「贈与税」の税率は「相続税」の税率よりも高く設定されています。そうしないとみなさん、「おやじの資産は、生きているうちに貰おう」となってしまい、「相続税」の意味がなくなってしまいます。「贈与税」は「相続税」の補完税といわれるゆえんです。

よく「うちは相続税かかりますか?」と聞かれます。だいたいの財産の内容、相続人の情報をお聞きして判断することになります。


かなり高い確率で相続税がかかる方がいらっしゃいます。どういう方かといいますと、「お祖父さん、お祖母さんが亡くなった際に、相続税を支払った家系の方」です。

こういった方は資産家の家系の方が多く、幼少の頃より、相続税の話を聞かされています。したがって、何となく「おやじが死んだら、うちは相続税がかかるのかな?」と意識されていますので、あまり心配ありません。


しかし、父親(あるいは母親)が一代で財をなした家系の方は、それまで、相続税とは無縁の方もいらっしゃいます。
そこで、一度シミュレーションをしてみてはいかがでしょうか?

ここでは、相続税の基本的な計算方法について具体例を用いてご説明します。

前提
1.遺産の総額 遺産は、預金6,000万円と株式4,000万円の合計1億円、借入金等の債務はありません。
2.法定相続人 亡くなった方は、お母様で、法定相続人は子供2人(Aさん、Bさんとします。)
3.遺産の分割 Aさんが預金6,000万円、B0さんが、株式4,000万円を相続しました。
計算方法

1.遺産の総額を計算

6,000万円+4,000万円=1億円になります。




2.基礎控除額を計算

基礎控除額は、5,000万円+1,000万円×法定相続人数です。
よって、5,000万円+1,000万円×2人=7,000万円になります。




3.課税対象額を計算

課税対象額は、遺産総額−基礎控除額(1−2)になります。
よって、1億円−7,000万円=3,000万円になります。

この金額がマイナスになるケース(基礎控除額が遺産総額より大きいケース)は相続税はかかりません。




4.法定相続分の計算

3で求めた金額を「民法の法定相続割合」で取得したと仮定した金額を計算します。
このケースの民法の法定相続割合は、Aさん1/2 Bさん1/2になります。

よって、

Aさん 3,000万円×1/2=1,500万円になります。
Bさん 3,000万円×1/2=1,500万円になります。




5.相続税の総額の計算

4で求めた金額に税率(速算表を利用します)を適用して、相続税の総額を算出します。
相続税の速算表はこちら

よって、

Aさん 1,500万円×15%−50万円=175万円
Bさん 1,500万円×15%−50万円=175万円

合計(Aさん+Bさん)では、175万円+175万円=350万円になります。




6.各人が負担する相続税の計算

5で求めた相続税の総額350万円を、Aさん、Bさんが「実際に取得した資産の割合」で按分します。

よって、

Aさん 350万円×(6,000万円/1億円)=210万円になります。
Bさん 350万円×(4,000万円/1億円)=140万円になります。

以上で、計算は終了です。



結果として、Aさんは210万円、Bさんは140万円の相続税を負担することになります。

Aさんは、6,000万円の資産を取得して、210万円の相続税の負担、Bさんは4,000万円の資産を取得して140万円の相続税の負担になります。この金額が多いのか、少ないのかは「個人の価値観」といったところでしょうか?

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